仕事のやりがい

作業療法士の仕事のやりがいというのは、どういったところにあるのでしょうか。

作業療法士の仕事というのは、精神的、肉体的に障がいを負ってしまった方や、発達を促進していかなければならない子供たち、また、次第に衰えていってしまう高齢者の方々に対して、日常生活や運動能力、心理的な健常性を維持、あるいは向上させていってあげることが目的です。

ですから、自分が何か仕事をしたからといって、すぐに何かが変化して、ただちに自分の仕事の成果が見えてくる、というものではありません。

また、入院されている患者さんでも、ある程度の状態になれば退院されてしまうし、別の病院に転院することになってしまうかもしれません。

そうなると、何とかよくしてあげたい、と一生懸命尽力してきても、最後まで見てあげられない、ということも実際あります。

しかし、作業療法士の仕事は、心理的な面もサポートしていくという点で、患者さんやその家族の方々との心の交流がはかれる、という良い面もあります。

作業療法士の仕事は、一見地味に見えるかもしれませんが、やはり、できなかったことができるようになった患者さんの達成感、そして、それを喜んでくれるご家族の笑顔に、作業療法士の仕事のやりがいがあるのではないでしょうか。